概要
ケルベロス(Kerberos)とはギリシャ神話に登場するエキドナとテュポーンの息子である冥府の番犬。
なお、Kerberosとは「底無し穴の霊」の意である。
冥府の入り口の門番をしている犬っころで冥府から逃げようとする死者を捕らえると共に、死者でない者が入ってくるのを防ぐ役目を負っている。
しかしケルベロスとは音楽に非常に弱いため、オルペウスはそこを利用し竪琴の音色で眠らせ冥府に降りたとされる。
ちなみに他にも意外と役目を失敗していることが多々あるドジっこである。
さらには甘いもの好きでもある。
容姿
青銅の声を持ち、3頭の犬に蛇の尻尾を持つ。(ある説には3頭ではなく50頭という記述もある)
一説にはヘラクレスによって地上に引き摺り出された時、太陽の光に驚きこの尻尾の蛇あるいは犬の口から滴り落ちた唾液からトリカブトが生まれたとされている。
家族関係
母にエキドナ、父にテュポーン。
姉にキマイラがおり、弟に2頭犬であるオルトロス、ラドン、ヒュドラがいる。
関連項目
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